群馬の県営住宅4棟でKYB「不適合」制振ダンパー使用

 油圧機器メーカー「KYB」が製造した免震・制振装置の検査データ改ざん問題で、群馬県は19日、高崎市の県営住宅4棟に国の基準に適合しない制振用オイルダンパーが使用されていたと発表した。

 県によると、不適合製品が使用されていたのは北久保、城山、東金井、鼻高の県営住宅4棟(計336世帯)。計146本の同社製ダンパーが設置されていたが、このうち6本が不適合製品だった。

 県は、県営住宅で同社製ダンパーが使用されていることを18日に確認し、KYBに不正の有無を電話で問い合わせていた。何度か折り返しの電話を催促したが、連絡があったのは19日夕だったという。県はKYBに対し、速やかに安全性の検証を行った上で、必要に応じてダンパーの交換をするよう求めた。

 また、藤岡市の公立藤岡総合病院では同社製の免震装置が使われていたことが分かり、不正な装置かどうか、施工業者に確認中という。

 装置は、昨年9月に完成した同病院の入院棟に設置されていた。同病院の担当者によると、新聞報道で改ざんを知り、施工業者に確認したところ、KYB製の免震装置を設置したことがわかったという。

 県は住宅政策課内に相談窓口((電)027・897・2889)を設置した。

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