積水ハウス55億円被害 地面師グループ10人目逮捕 連絡調整役か

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が約55億円の被害に遭った東京都内の旅館跡地の取引をめぐる地面師事件で、警視庁捜査2課は、偽造有印私文書行使と電磁的公正証書原本不実記録未遂の疑いで、新たに東京都新宿区大久保、会社役員、岡本吉弘容疑者(42)を逮捕した。調べに対し、「地主が偽者とは思わなかった」と容疑を否認している。

 地面師グループの逮捕者は10人目。捜査関係者によると、岡本容疑者はグループの一員で、グループ内の連絡調整役だったとみられる。27日午後に都内の警察署に出頭し、同日逮捕された。

 逮捕容疑は平成29年6月1日、品川区西五反田の土地売買をめぐり、所有者の名義を変更するため、法務局に偽造した委任状などを提出し、虚偽登記をしようとしたとしている。

 捜査2課は、海外に出国したカミンスカス操(みさお)容疑者(58)ら、主導役とみられる2人についても逮捕する方針で捜査を進めている。

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