大阪中1男女殺害きょう初公判 被告は何を語る

 その後、同21日夜に同府柏原市の竹林で星野さんの遺体が見つかり、大阪府警は同日、竹林に立ち寄っていた山田被告を、平田さんの死体遺棄容疑で逮捕した。

 山田被告は逮捕当初、「同乗者が女の子を殴るなどして遺体を遺棄した」などと供述したことがあったが、すぐに黙秘に転じた。山田被告が2人を殺害したことを示す直接証拠のない中、捜査当局は防犯カメラ映像などの状況証拠を積み重ねて山田被告を2人に対する殺人容疑で逮捕、同罪で起訴した。

 裁判所と検察側、弁護側が協議して裁判で取り扱う証拠や争点を整理する非公開の手続き「公判前整理手続き」は計33回に及び、初公判2日前の10月30日にようやく終了した。

 公判で弁護側は2人の殺害を否認する方針。平田さんの殺害について、殺意と刑事責任能力の有無について争い、殺人罪より量刑が軽い傷害致死罪にとどまると主張するとみられる。また、星野さんの殺害は、死因について熱中症で死亡した可能性を指摘するなどし、保護責任者遺棄致死罪の成立を主張する見込み。

 審理は初公判を含めて11回。被告人質問や遺族の意見陳述などが実施され、11月21日に検察側の論告求刑、弁護側の最終弁論が行われた後、判決は12月19日に言い渡される予定。

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