「ウマルはイスラム名」拘束中に改宗 安田さん、施設で韓国人を自称

 内戦下のシリアで2015年6月に拘束され、約3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)は、2日に日本記者クラブで開いた記者会見で、拘束中に公開された動画で名乗っていた「ウマル」という名前は「改宗したときに付けられたイスラム名だ」と説明した。拘束中にイスラム教徒に改宗したという。

 安田さんの説明によると、動画は今年7月に撮影。「私の名前はウマルです。韓国人です」と日本語で話しているが、武装勢力から「日付、名前、国籍と、『助けてほしい』ということをすべて日本語で言うように指示された」とした。

 安田さんは、拘束されていた施設でイスラム教徒に改宗。「物音をたてることを厳しく制限され、身動きがとれなかったため、1日5回の礼拝ができるイスラム教徒に改宗する、と申し出た」と説明した。

 また、動画が撮影された当時、拘束されていた施設では韓国人と自称。「彼らは日本語だと内容をチェックできないので、動画は公開するものではなく、彼らの遊びだと思った」と話した。

 動画は泣いていないバージョンと泣いているバージョンを撮ると説明されたため、「泣けといわれても泣けないのでトウガラシを食べて、手についた汁を顔に塗った。わざと泣いているような言い方でしゃべれ、と言われた」と振り返った。

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