安田純平さん会見詳報(7)「20日間のハンストで骨と皮に」

 《シリアで2015年6月に拘束され、約3年4カ月ぶりに帰国したジャーナリストの安田純平さん(44)。日本記者クラブで2日に開かれた記者会見での説明によると、拘束生活は次第に過酷な環境になっていった》

 安田さん「私が身動きした音を聞くだけでも拷問されるようになりました。最終的には、幅1メートル、長さ2メートルほどの部屋に移され、(部屋の)両側に彼ら(武装勢力)がいて、私が何か物音をさせると、電気を消したり、チカチカ(明滅)させたり、夏でも扇風機を消したり。鶏肉を持ってくるけれど、骨だけを大量に集めて持ってくるといった嫌がらせを始めました」

 「途中からは、水浴びが禁止らしいということも何となく分かるようになり、それがどんどんエスカレートしていって、たとえば指の関節がパキッと鳴るだけでもだめだと。彼らが何か物音をたてた1分後ぐらいに私が音をたてると『盗み聞きをした』と言われて、拷問を始めたり、電気を消されたりする。扇風機を消されると、非常に暑くなり、私、鼻炎なんですけど、電気を消されると鼻がつまって、鼻息の音がすると(武装勢力に)『ふざけている』と思われて電気をパチパチされたり。トイレを流すときにキーンという高音が響くんですが、それを何分もさせる。頭が痛くなるようなでかい音をさせるんです」

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