安田純平さん会見詳報(11)「現地に入るジャーナリストの存在、絶対必要」

 《内戦下のシリアで2015年6月に拘束され、約3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)が2日、日本記者クラブで行った会見では、安田さんを拘束していた武装組織の詳細についても質問が飛んだ》

 --(日本テレビ)長い拘束生活の中で、かなり苦しい生活もあったと思いますが、身動きのとれない生活の中で絶望するような瞬間はありましたか。そのときの心境は

 安田さん「身動きが全然できない。どう考えてもこれ(武装勢力の要求に従うこと)は不可能だと思ったときには、かなり腹が立っていて、ドアを蹴りまくりました。『そんなに聞かせたくないなら、鼓膜を破って耳を潰してくれ、それでいいじゃないか。一生耳が聞こえなくても家族と話すことができなくても、俺は帰りたいのだと、それでいいじゃないか。音を聞かれたくないなら、それを望んでいるのだからやってくれ』とかなり言いました。無視されました…」

 《安田さんはうつむき、沈黙した》

 --(日本テレビ)絶望の瞬間は

 「ドアを蹴りまくったときは絶望感ですよね。これはもう不可能じゃないかと。何回もありました」

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ