なりすまし役勧誘か、女逮捕 地面師事件で警視庁、13人目

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が約55億円の被害に遭った東京都内の不動産取引をめぐる地面師事件で、警視庁捜査2課は17日、偽造有印私文書行使と電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、パート従業員、武井美幸容疑者(57)=東京都荒川区荒川=を逮捕した。この事件での逮捕者は13人目となる。

 関係者によると、武井容疑者は、仲間の手配を担当していた秋葉紘子容疑者(74)に対し、所有者の女性になりすました羽毛田(はけた)正美容疑者(63)を紹介したとされる。

 捜査2課は同日、同容疑で、いずれもグループメンバーの会社役員、北田文明(ふみあき)(58)=墨田区=と、会社役員、岡本吉弘(42)=新宿区=の2容疑者を再逮捕した。北田容疑者は計画を立案するなど事件を主導した一人で、岡本容疑者は連絡調整役だったとみられる。

 3人の逮捕容疑は、昨年4月下旬、積水ハウスとの品川区西五反田の旅館跡地売買をめぐって所有者の名義を変更するため、法務局に偽造した委任状などを提出し、虚偽の仮登記をしたとしている。3人はいずれも容疑を否認している。

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