地面師事件で受刑者の65歳男を逮捕 計画立案か

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が約55億円の被害に遭った東京都内の旅館跡地の取引をめぐる地面師事件で、警視庁捜査2課は20日、偽造有印私文書行使などの疑いで、計画・立案に関与したとみている内田マイク容疑者(65)=別事件で有罪確定、服役中=を逮捕した。「関わっていません」と容疑を否認している。

 捜査2課は、内田容疑者が事件のきっかけを作ったとみて、犯行計画の全容と地面師グループの実態解明を急ぐ。内田容疑者は14日、収容されていた北海道の刑務所から東京都内の拘置施設に移送されていた。

 逮捕容疑は昨年6月、地面師グループの他のメンバーと共謀し、品川区西五反田の土地(約2千平方メートル)の売買をめぐり、所有者の名義を変更するため法務局に偽造した委任状などを提出し、虚偽登記をしようとした疑いが持たれている。

 内田容疑者は、平成23年の別の地面師事件で逮捕され、有罪が確定し服役。関係者によると、この事件で保釈中だった28年秋ごろ、五反田の土地や地主に関する情報を入手。犯行を主導した男らに計画を持ちかけたとされる。

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