地面師グループ8人を再逮捕へ 詐欺容疑 警視庁

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が約55億円の被害に遭った東京都内の土地取引をめぐる事件で、積水ハウスから金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課が詐欺の疑いで、土地の所有者の女性になりすました羽毛田(はけた)正美容疑者(63)ら地面師グループの男女8人を26日に再逮捕する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。同課は今後、詐取金の使途など全容解明を進める。

 関係者によると、8人は昨年4~6月、品川区西五反田の旅館跡地(約2千平方メートル)について積水ハウスに架空の売買取引を持ちかけ、代金として計約63億円をだまし取った疑いが持たれている。

 地面師グループは同社から分譲マンションを購入するとして約7億5千万円を同社に預けたため、同社の最終的な被害額は約55億5千万円となった。

 同課はこれまで土地所有者になりすまして所有者の名義を変更するため、法務局に偽造した委任状などを提出したとして、偽造有印私文書行使などの疑いで計15人を逮捕した。

 残りのメンバーについても詐欺容疑での立件に向けて捜査する方針。

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