地面師事件でグループの男再逮捕、口座準備役か 警視庁

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が約63億円の詐欺被害に遭った東京都内の不動産取引をめぐる地面師事件で、警視庁捜査2課は27日、偽造有印私文書行使と電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、地面師グループの一員で詐取金を分配する口座の準備役だったとされる会社役員、三木勝博(まさひろ)容疑者(63)=東京都江東区=を再逮捕した。「全く身に覚えがなく納得できない」と容疑を否認している。

 同課はこれまでに15人を逮捕。積水ハウスから約63億円をだまし取ったとして、26日にこのうち8人を詐欺容疑などで再逮捕していた。三木容疑者ら残りのメンバーについても詐欺容疑での立件に向けて捜査を進める。他にカミンスカス操(みさお)容疑者(58)=国際手配=の行方を追っている。

 逮捕容疑は昨年4月、品川区西五反田の旅館跡地(約2千平方メートル)の売買をめぐり、所有者の名義を変更するため法務局に偽造した委任状などを提出し、虚偽の仮登記をしたとしている。

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