吉沢ひとみ被告初公判詳報(2)消え入る声で「パニックに」「飲んだこと後悔」

 《夫への証人尋問が続いている》

 弁護人「被告は前日夜は酔っていましたか」

 夫「はい」

 弁護人「(被告が)就寝したのはいつですか」

 夫「12時すぎだったと思います」

 弁護人「何時頃に起きたのですか」

 夫「6時から7時の間だと思います」

 弁護人「普段から酒は飲んでいたのですか」

 夫「はい」

 弁護人「当時の飲酒について、今どう思っていますか」

 夫「私の認識が甘く、いつもより早く寝ることと、睡眠時間があったので、お酒は特に(翌朝に)残らないと思っていました。認識していなくて後悔しています」

 弁護人「ひき逃げしたことにはどう思いますか」

 夫「あってはならないこと。言語道断。ただただ被害者に申し訳なく思っています」

 弁護人「今後どのように監督していきますか」

 夫「免許はもう二度と取らせません」

 《続いて検察官が簡単に質問した後、夫への証人尋問が終わった。そして、被告人質問が始まった。裁判長に促され、しっかりとした足取りで裁判長の正面前のいすに着席した》

 《吉沢被告は、小さな声で、弁護人の質問に答え始めた》

 弁護人「事故前日の夜はどれくらいの量のお酒を飲んだのですか」

 吉沢被告「缶チューハイ3杯と焼酎2杯です」

 弁護人「警察官の取り調べには、今言ったお酒の量を話していましたか」

 吉沢被告「はい」

 弁護人「現場ではどのように説明していましたか」

 吉沢被告「缶チューハイ3杯です」

 弁護人「焼酎のことを話していませんが、なぜですか」

 吉沢被告「その場で頭に浮かんだのが缶チューハイ3本だったからです」

 弁護人「普段からお酒は飲むのですか」

 吉沢被告「はい」

 弁護人「翌日朝が早いのはわかっていたのですか」 吉沢被告「はい」

 弁護人「前日夜にこれだけの量飲んだことをどう思っていますか」

 《これまでスムーズに質問に答えていた吉沢被告。この質問に答えるまで、少し間があった》

 吉沢被告「お酒を控えるべきだったと思いますし、飲んでしまったことを後悔しています」

 弁護人「事故の一番の原因は何だと思いますか」

 吉沢被告「酒が残った状態で車を運転してしまったことだと思います」

 《吉沢被告は、背筋を伸ばしたまま、か細い声で質問に答える》

 弁護人「事故後はすぐに救護したのですか」

 吉沢被告「現場から立ち去ってしまいました」

 弁護人「なぜですか」

 吉沢被告「気が動転してパニック状態になってしまったからです」

 弁護人「パニック状態から落ち着いてからはどうしたのですか」

 吉沢被告「車を止める場所を探しました」

 弁護人「見つかったのですか」

 吉沢被告「新目白通りに入ってから止めました」

 弁護人「110番通報したのは事故から何分後だったのですか」

 吉沢被告「気が動転して覚えていません」

 弁護人「現場から走り去ってしまったことをどう思っていますか」

 吉沢被告「あってはならないことと思っています」

 弁護人「事故後仕事はしていますか」

 吉沢被告「していません」

 弁護人「芸能界も引退したのですね」

 吉沢被告「はい」

 弁護人「なぜ引退したのですか」

 吉沢被告「被害者の方に申し訳ないことしてしまったので引退しました」

 弁護人「今、どんな気持ちですか」

 吉沢被告「被害者の方に本当に申し訳なく、たくさんの関係者の方々、事務所の方々に迷惑をかけてしまい、本当に申しわけなく思っています」

 《弁護人による被告人質問が終了。検察官による質問が始まった。検察官のいる左側に少し首を傾け、小さな声で受け答えを続けている》

 検察官「事故後、信号待ちで車のドアをたたかれたのはわかっていましたか」

 吉沢被告「はい」

 検察官「事故のこととわかっていましたか」

 吉沢被告「はい」

 検察官「免許を取ったのは平成26年ですか」

 吉沢被告「はい」

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