「公明正大に業務進めてきた」 ゴーン容疑者の意見陳述書全文

 私たちの努力は目覚ましい成果を上げてきました。私たちは日産を変革しました。平成11年に2兆円の負債を抱えていたところから、18年末には1・8兆円の現預金を有するまでに至りました。11年に250万台の販売にとどまり多大な損失を計上していたところから、28年には580万台を販売して利益を上げるに至りました。この間に、日産の資産規模は3倍になりました。

 日産の象徴である「フェアレディZ」や「GT-R」を復活させました。中国の武漢、ロシアのサンクトペテルブルク、インドのチェンナイ、ブラジルのレゼンデにも進出しました。そして「リーフ」で電気自動車の市場を大きく開拓し、また自動運転車開発をスタートさせ、三菱自動車をアライアンスへ招き入れました、このアライアンスは、29年には世界第1位の自動車グループとなり、年間1千万台以上を生産しています。私たちは直接または間接に、日本で無数の雇用を創出し、日産を日本経済の主軸へと回復させたのです。

 これらの成果は、世界に比類ない日産従業員のチームによって得られたものであり、私にとっては、家族の次に、最も大きな人生の喜びです。

 5、結び

 裁判長殿、私にかけられている容疑は無実です。私は常に誠実に行動してきており、数十人にわたるキャリアにおいて不正行為により追及されたことは一度もありません。

 私は、確証も根拠もなく容疑をかけられ、不当に勾留されています。

 裁判長殿、ご傾聴いただき感謝いたします。

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