JR北海道幹部3人に無罪 脱線現場の数値改ざん事件

 JR北海道で平成25年に起きた貨物列車脱線事故で、現場社員が改ざんしたレール検査数値を虚偽と知りながら国に報告したとして、鉄道事業法違反などの罪に問われた当時の本社幹部3人に、札幌簡裁(結城真一郎裁判官)は6日、いずれも無罪判決を言い渡した。両罰規定に基づき起訴された法人としての同社は求刑通り罰金100万円とした。

 改ざんに関与した函館保線所などの現場社員13人はこれまでに罰金の略式命令が確定。本社関与の有無が争点だった。

 起訴状によると、事故は25年9月19日、北海道七飯町のJR函館線大沼駅構内で発生。幹部3人はレール異常を放置していたことを隠すため、現場付近の通り変位が小さく書き換えられた検査記録を国土交通省や運輸安全委員会に提出したとしている。公判は30年11月まで25回にわたった。

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