約33億円不正融資か ゴーン被告指示、友人側に

 目的について、ゴーン被告は「オーナーから『会社(代理店)の株を買い増しして過半数を取得し、意思決定を迅速にするので貸してほしい』と頼まれた」と説明したが、実際には株は買い増しされていない可能性があるという。

 28年の融資では、ゴーン被告から「2日後までに用意してほしい」と切迫した様子で要請があったとされる。

 融資が日産の業務と関係なく、オーナーの利益を図る目的だった場合、会社法違反(特別背任)に該当する可能性もあり、特捜部は資金の流れや融資目的などを詳しく調べている。

 中東の日産販売代理店をめぐっては、オマーンの店にもCEOリザーブから約35億円が報奨金に偽装されて支出されていたことが明らかになっている。(ドバイ 山本浩輔)

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