小4女児死亡、沖縄で防げなかったのか 記者が現地を歩いた

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親の勇一郎容疑者(41)となぎさ容疑者(31)が逮捕された事件は、心愛さんが小3の夏まで住んでいた沖縄県糸満市でも虐待を疑わせる痕跡が数多くあった。事件はなぜ未然に防げなかったのか。一家の沖縄での暮らしぶりを改めて取材した。(千葉総局 橘川玲奈)

 ■結婚後に豹変

 糸満市出身のなぎさ容疑者は勇一郎容疑者と結婚後の平成20年9月、長女の心愛さんを出産した。

 だが、結婚前まで優しかった勇一郎容疑者は、結婚後に豹変。なぎさ容疑者に暴力を振るうようになり、なぎさ容疑者は幼い心愛さんを連れ、翌21年には同市内にある実家に逃げ込んだという。そして23年ごろ、離婚が成立した。

 就学前の心愛さんはなぎさ容疑者の実家近くの保育所と幼稚園に通った。保育所で子供が一緒だったという女性(40)はなぎさ容疑者について「物静かで、きれいな人。シングルマザーとして頑張って生活している、という印象だった」と振り返る。

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