三陸鉄道リアス線、23日に開通 震災被害のJR山田線移管

 東日本大震災の津波で不通となっていたJR山田線宮古-釜石間が岩手県の第三セクター三陸鉄道(同県宮古市)に移管され、南北で接続する路線と合わせた「リアス線」として23日、開通する。バス高速輸送システム(BRT)による復旧を含め、同県での震災による不通区間はすべて解消する。

 開通を前に取材に応じた三鉄の中村一郎社長は「沿線の皆さんの期待を実感している。地域の人や観光客らが交流できる取り組みをしていきたい」と意気込んだ。

 三鉄は山田線を挟み、岩手県内で北リアス線(久慈-宮古)と南リアス線(釜石-盛)を運行。山田線の移管で、久慈-盛の163キロが一本で結ばれ、三セクの鉄道では日本最長となる。

 岩手、宮城、福島の3県で不通のままなのは、原発事故の影響を受けた福島県内のJR常磐線浪江-富岡間のみとなる。2020年3月末までの再開を目指している。

 

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