上越新幹線が運転見合わせ 停電影響、東京-新潟間

 28日午前7時21分ごろ、上越新幹線の上毛高原-浦佐間で停電が発生し、同線は東京-新潟間の上下線で運転を見合わせた。停電から3時間半後となる午前11時ごろから順次運転を再開した。天皇代替わりに伴う10連休の2日目で、JR東京駅構内にある新幹線乗り場の改札前では、足止めされた利用客らがあふれるなど、混乱が続いた。北陸新幹線にも一部の列車に遅れが出た。

 JR東日本によると、午前7時50分ごろにいったん送電が再開したが、電流を切り替える装置が動作しなくなったため、午前8時半ごろに復旧作業をするために停電させた。停電区間を走行中だった新潟発東京行きのMaxとき302号と304号は最寄りの越後湯沢駅に停車した。

 上越新幹線は28日朝から、帰省や行楽地に向かう人らの予約などで、下りの各列車は満席状態だった。けがをした人や体調不良を訴えた人はいなかったとしている。

 突然のトラブルに、新潟市内に向かう予定だったという静岡市の団体職員鈴木敏夫さん(66)は「孫と遊ぶ時間が少なくなってしまい、残念。仕方がないが、待つしかない」と苦笑い。家族で佐渡島へ向かう途中だった埼玉県川口市の女性(42)も「何時に着くか分からず、がっかりです」と肩を落としていた。

 新幹線乗り場の改札前では、JR東日本の職員が利用客に再開の見通しを伝えるなど、対応に追われる姿が見られた。

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