「連休の出ばなをくじかれた…」上越新幹線運転見合わせで乗客らぐったり

 運転を見合わせていた上越新幹線は28日午前11時ごろ順次運転を再開したものの、天皇代替わりに伴う10連休2日目のJR東京駅は、旅行や帰省を足止めされた家族連れらがあふれるなど混乱が続いた。

 駅構内にある新幹線乗り換え口の改札前では、運行状況の説明を求める乗客で人だかりができた。「新潟に初めて帰省するところでしたが、こんなことになってびっくり」と話すのは、都内の大学に通う文京区の女子学生(18)。「お昼過ぎに地元の友達と会う予定だったのに」と肩を落とした。

 北陸新幹線にも一部の列車に遅れが出た。待合室は大きな荷物を抱えた家族連れらでごった返し、川崎市の会社員の男性(60)は「連休を利用して北陸新幹線で長野に行く予定だったのに、出ばなをくじかれた」と疲れた様子だった。

 JR東日本によると、午前7時21分ごろ、上越新幹線の上毛高原-浦佐間で停電が発生。午前7時50分ごろにいったん送電が再開したが、電流を切り替える装置が動作しなくなったため、午前8時半ごろに復旧作業をするために停電させたという。男性は「なぜ停電が起きたのか」といらだちを隠せない様子だった。

(斎藤有美)

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