やまゆり園建て替え計画説明

 平成28年7月に入所者19人が刺殺されるなどの殺傷事件があった相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」の建て替え計画にについて、神奈川県は8日午後、仮移転先である「芹が谷園舎」(横浜市港南区)で、利用者家族約80人に向けて説明会を開いた。

 これまでに県は事業計画として、芹が谷園舎の敷地と隣接する旧「せりがや病院」跡地にかけての土地と、津久井やまゆり園の跡地の2カ所に新施設を建設し、令和3年度中にすべての利用者の入所完了を目指すと発表している。

 県は2施設で合わせて計132の居室を設けるとしてきたが、この日は新たに施設規模を同数の66室ずつにする計画であることを明らかにした。これについて利用者家族からは「われわれ家族の意向が聞き入れられず、行政の都合で(利用者がどちらかの施設に)振り分けられてしまうのでは」などと、疑問の声が上がった。

 県福祉子どもみらい局の柏崎克夫福祉部長は、説明会終了後、報道陣に「利用者のご家族とていねいにやりとりをしながら、疑問の解消を図っていきたい」と話した。

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