冥福祈るファンら 朝から花手向け 京アニ火災

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ)のスタジオで発生した放火事件から一夜明けた19日、現場近くでは早朝からファンらが犠牲者の冥福を祈る姿がみられた。多くの花束が供えられ、京アニの人気作品「けいおん!」のキーホルダーなども置かれていた。

 出勤途中に現場を訪れ、手を合わせた40代の男性会社員は「理由はどうであれ、33人が命を奪われたことは本当に非道。クリエーターはもっと作品を作りたかっただろうし、無念だったと思う」と話した。

 男性は5年ほど前、スタジオ近くに引っ越してきたことから京アニに親近感がわき、作品をよく見るようになったという。「地元の描写も出てくるが、本当に美しい。作画が丁寧で繊細で、表情ひとつでも計算され尽くされている」と語った。

 自身の職業であるソフトウエア開発と重ね、「ものづくりをする一人として共感するところがあり、花を持ってきた」とし、「人材の損失はもちろん悲しいが、今はただ、亡くなった方の冥福を祈りたい」と静かに話した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ