京アニ放火現場、献花やまず「元気もらった」「地域の誇り」

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)のスタジオで33人が死亡した放火事件は、京都府警が慎重に捜査していることもあって亡くなった人の身元がまだ特定に至っていない。このためインターネット上には、安否が不明な京アニの関係者の名前を挙げて「どうか無事で…」「無事を祈ることしかできない」などとする悲痛な声があふれている。一方、スタジオや本社には19日、連絡が取れない知人の安否を気遣う人やファンらが続々と献花に訪れた。

 来日中だった中国人の男子大学生(19)は本社を訪れ、「日本語で哀悼の意を伝えたかった」と涙を流しながら、「頑張れ、京アニ!」と大きな声でエールを送った。

 会社を休んで現場を訪れた京都市下京区の男性会社員(26)は「中高生のころからいろんな元気をもらい、人生にも影響を与えられた。今はそれどころでないでしょうが、いつかまた楽しませてくれる日がくることを祈っている」と涙ながらに話した。

 京都アニメーションに入社した友人と連絡が取れないという会社員の男性(33)は「彼が作った動画も見せてもらったが素晴らしい作品だった。新人で、周囲のすごい先輩たちに負けないようにと努力していた。今はとてもつらい。ただ無事を祈っている」と言葉に詰まりながら明かした。

 近くでカフェを経営している女性は、同社の従業員もよく通っていたといい、「全国でも有名な会社だし、地域の誇りだった。若い社員も多くて朝から夜遅くまで一生懸命働いていた印象です。こんなことになり、非常に残念」と話した。

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