衝突のトラック、前進・後退繰り返した末に立ち往生

 横浜市神奈川区の京急線の踏切で下り快特電車がトラックと衝突し、トラック運転手が死亡、多数の乗客が負傷した事故で、トラックが事故前、線路脇の狭い側道を通過できず、踏切へ進入しようと前進や後退などを繰り返したうえ、踏切内で立ち往生していたことが6日、京浜急行の監視カメラの映像で分かった。

 京急によると、カメラは踏切周辺を上方から撮影。踏切内へ進もうと、事故の約5分前から前進や後退を繰り返すトラックの様子が記録されていた。

 トラックは当初、線路脇にある狭い側道から右折しようとしたが、右折しきれないうちに警報機が鳴って遮断機が閉鎖。2度にわたって、通過列車をやり過ごし、踏切前で前進や後退を繰り返して、切り返しを試みていた。

 トラックは最終的に踏切内へ進入したが、車両の左前部が行き詰まって曲がりきれず停車。間もなく警報機が鳴り出し、10数秒後に遮断機が降りて、トラックの荷台部分にかかった。

 一方、トラックは遮断機をくぐり抜けるように踏切内へ進入し、前進。さらに約10秒後に車両全体が踏切内に入った直後、電車が通過し、トラックの荷台部分と衝突した。

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