台風15号 暖かい海で発達、最強に

 台風15号は関東に上陸した台風としては最強クラスとなった。日本に近づくまでに太平洋の海水温が高い海域を進み、エネルギー源となる水蒸気を大量に取り込んだ。首都圏に上陸する直前まで東京湾を進んだことも強さを保った要因だ。台風の直撃を受けた地域は記録的な暴風に襲われた。

 15号が日本に接近したルートは海面水温が約30度の海域。この水温は9月上旬としては高い。大量の水蒸気が供給され、太平洋高気圧の作用で北上している間も勢力は衰えなかった。さらに神奈川・三浦半島を短時間で通過後、東京湾を北上。勢力をほぼ保ったまま千葉市付近に上陸した。

 気象庁によると、これまで関東に上陸した台風のうち、最大風速35メートルで上陸した台風は統計がある1991年以降で3個ある。今回の15号は上陸直後の9日午前5時の時点で最大風速が40メートルに達し、中心気圧は960ヘクトパスカルまで下がっていた。

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