千葉、停電なお50万戸 台風15号 東電、11日中の全面復旧目指す

 台風15号で被害を受けた千葉県では10日、50万戸以上で停電が続いた。断水は約8万4千戸に上り、災害派遣を要請した自衛隊が給水活動を実施するなど、市民生活に大きな影響が出ている。県によると、停電している南房総市で女性(93)が、市原市では男性(65)が、ともに熱中症とみられる症状で死亡した。

 一方、9日に首都圏各地と結ぶ主要路線が運休した成田空港では足止めされた約1万3千人が一夜を過ごしたが、京成線とJR成田線が10日午前に運転を再開し、混雑は解消した。

 東京電力によると、千葉県内の鉄塔2基が倒壊するなどしており、11日中の全面復旧を目指す。停電は11日朝までに約12万戸に縮小する見込み。台風による停電は各地で続き、神奈川県も自衛隊に災害派遣を要請。鎌倉市で起きた停電の復旧のため、11日から倒木などの撤去作業をする。

 気象庁によると、千葉県では、南房総市に隣接する鴨川市で今年最高の35・5度を記録。県内では10日午後4時までに熱中症の疑いで前日の4倍となる48人が搬送された。

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