池袋暴走の遺族 厳罰求め地検に署名提出

 東京・池袋で乗用車が暴走して松永真菜(まな)さん(31)と長女の莉子(りこ)ちゃん(3)が死亡した事故で、夫の男性会社員(33)が20日、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)に対し、できるだけ重い罪名での起訴と厳罰を求める署名を東京地検に提出した。

 署名は9月15日までの約2カ月で国内外から約39万人分が集まった。男性は20日午後、真菜さんの父で会社員の上原義教(よしのり)さん(62)や弁護士らと地検を訪れ、担当の検察官に手渡した。警視庁からの送検を受け、速やかに起訴するよう求める要望書も提出した。

 提出後、男性は東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を行い、「早く(起訴の)見込みを立ててもらい、署名を寄せてくれた方の思いを持って裁判に臨みたい」と語った。同席した上原さんは「真菜と莉子はもう帰ってこない。(元院長には)1日も早く罰を受けてもらいたい」と涙で声を詰まらせながら話した。

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