しなの鉄道、全線再開 台風被害で1カ月ぶり

 台風19号の影響で一部区間が不通となっていた、しなの鉄道線(長野県)が15日、約1カ月ぶりに全線での運行を再開した。通学に利用する高校生や地元住民からは「久しぶりに日常が戻ってきた」と歓迎の声が上がった。

 しなの鉄道線は、大屋駅(上田市)と田中駅(東御市)の間で線路付近の高架の道路橋が崩落。上田-田中間の運休が続いていたが、道路橋の補修工事が14日に完了した。

 JR東日本などは10月23日から今月14日まで、公共交通機関に頼る高校生らが登校できるように、並行して走る北陸新幹線や臨時バスを組み合わせた代替輸送をしていた。

 上田市内の高校に通うため上田駅で下車した3年の小島泉緒さん(17)は「1カ月間新幹線で通学していた。不便なことも多かったので、運転が再開してうれしい。やっと日常が戻ってきた」と笑顔を見せた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ