台風被災者、仮設入居開始 長野市、利用率は5割未満

 台風19号で千曲川が決壊するなどして浸水被害を受けた長野市で1日、被災者が木造やプレハブ、トレーラーハウスの仮設住宅への入居を始めた。計115戸が完成したが、入居が決まったのは55戸にとどまり、利用率は5割未満に低迷している。

 市によると、被災のショックなどから今後の住まいについて決めかねている避難者もいる。仮設住宅に入居した場合、災害救助法に基づく応急修理制度を使えないことや、自宅と仮設住宅の距離が遠いことも利用率低迷に影響しているとみられる。

 1日午前、被災者らは仮設住宅の鍵を受け取り、早速荷入れ作業に取りかかる姿も見られた。

 避難所から仮設住宅に家族3人で移ることを決めた長野市津野、無職、長谷川春夫さん(70)は「自宅のような落ち着いた環境で過ごせるようになりうれしい」と笑みをこぼしていた。

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