台風19号 被災者に車貸し出し 宮城の団体、栃木で始動

 台風19号の被災者の生活再建などに役立ててもらおうと、一般社団法人日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)が栃木県栃木市を拠点に、車の無料貸し出しを始めた。車の寄付も募っており、吉沢武彦代表理事は「暮らしを立て直す第一歩として使ってもらえれば」と呼びかけている。

 貸し出す対象は栃木県内全域で、被災証明書などを持つ人と被災地で支援活動を行う団体。とちぎ市民活動推進センター(同市境町)で貸し出す。

 事前予約制で、軽乗用車は1カ月単位、軽トラックは1日単位。近所の人など複数人で使い回せる申し込みを優先する。来年1月末までの予定だが、ニーズに応じて延長も検討する。

 同協会は、東日本大震災直後の平成23年4月に活動をスタート。全国から車の寄付を受け、4年前の関東・東北豪雨や昨年の西日本豪雨などでも貸し出しを行ってきた。

 今回の台風では同協会のお膝元の石巻と宮城県丸森町を中心に活動してきたが、多くの車が水没した栃木市の被災者から支援の要望を受け、地元NPOと連携して新たに展開することにした。

 これまでに確保した車両は90台余り。百台を目標に、車検満了まで3カ月以上の軽自動車の寄付を募っている。また、車の搬送や貸し出し対応などを行うボランティアも募集している。

 申し込みは、同協会のウェブサイトか(080・9631・5286、水曜を除く午前10時~午後5時)。

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