矢切の渡し復活 桟橋修理が完了 台風19号から2カ月ぶり

 10月の台風19号による江戸川増水で桟橋が壊れ、休止していた東京都葛飾区柴又と千葉県松戸市下矢切を結ぶ観光渡し舟「矢切の渡し」が14日、再開した。葛飾側の船着き場を使って、川を渡らずに往復する運航を続けていたが、松戸側桟橋の修理が完了して、2カ月ぶりに、都県境を越える「渡し」に戻った。

 桟橋は通常時の流れに合わせ、河川敷の中に作られていたが、台風19号では、河川敷に水があふれて、土手までいっぱいになり、桟橋の支柱や板が流された。

 台風の混乱に乗じて、渡し舟の船外エンジン2機が盗まれる「火事場泥棒」のダブルパンチにもあい、資金不足から修理はボランティアも加わった手作業で行われた。

 運航会社を営む船頭の杉浦勉さん(62)は「新年は柴又帝釈天の初詣で乗客が増える、再開が間に合って良かった」と、笑顔で話した。

 3月上旬までは土・日と祝日の運航だが、12月28日~1月13日と3月中旬~11月は毎日運航。時間は午前10時~午後4時。荒天時は運休。中学生以上200円、4歳~小学生100円。【問】047・363・9357。

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