台風19号 宮城・丸森町、復興方針を報告 基本計画を策定へ

 台風19号で10人の犠牲者が出るなど大きな被害を受けた宮城県丸森町で18日、町の復興方針を示す「(仮称)丸森町復旧・復興基本方針」の概要が町議会全員協議会で報告された。この方針に基づいて町では令和6年度までの「(仮称)丸森町復旧・復興基本計画」を来年6月をめどに策定する。保科郷雄町長は「町民に寄り添い、復旧・復興を進めていきたい」としている。

 基本方針の概要は17日の「町復興推進本部会議」で決定。基本方針として▽安らぎのある暮らしの再建▽災害に強く魅力あふれるまちの創造▽活気あふれる産業・なりわいの再建-が示された。

 町復興推進室は、来年1月中に有識者などで構成する検討委員会や、町民から意見を募る町政懇談会を開催。具体的な施策を検討するとしている。

 この日行われた協議会では、町議から「基本計画実行のための人的支援や予算確保はどう展開するのか」と質問が出され、町の担当者は「必要な人的、財政的支援は国や県などの関係機関に働きかけ、要望していきたい」と回答した。

 協議会終了後、報道陣の取材に応じた保科町長は「町民の生活再建が最優先。町民の安定した生活のための方向性を示せたのは意義があった」とした上で「被災者支援と復旧・復興は町が一丸となって進めていかなければならない。多くの意見を募り、施策を具体化させていきたい」と語った。

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