渡航禁止のゴーン被告出国か 国籍持つレバノン入り 海外紙報道

 英紙フィナンシャル・タイムズなど複数の海外メディアは30日、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が日本を出国し、国籍を持つ中東・レバノンに入国したと報じた。ゴーン被告は保釈中だが、保釈条件で海外渡航は禁止されている。

 フィナンシャル・タイムズや仏経済紙レゼコーによると、ゴーン被告はトルコからプライベートジェットでレバノンの首都ベイルートに到着した。出国の詳しい経緯は不明という。

 東京地裁は4月、住居制限や海外渡航禁止のほか、妻のキャロルさんとの接触制限などを条件に保釈を許可。証拠隠滅の恐れを認めながらも、請求を認める異例の判断に踏み切った。

 ゴーン被告は11、12月の2回にわたり、ビデオ会議システムを使ってキャロルさんと面談した。キャロルさんとの接触は原則禁止されていたが、弁護団は繰り返し面会許可を求め、事件の話をしないことや立ち会った弁護士が地裁に内容を報告することなどの条件で許可されていた。

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