阿武隈川、信濃川など被災7水系で緊急対策 国交省、4200億円

 国土交通省は31日、2019年度補正予算の成立を受け、台風19号による河川氾濫の被害が大きかった9都県の7水系を対象に堤防整備などの緊急治水事業に着手すると発表した。最長28年度までの中長期プロジェクトで、国費計4213億円を充てる。避難促進などソフト面の対策も組み合わせ、被害の防止を目指す。

 7水系は福島、宮城両県を流れる阿武隈川、新潟、長野両県にまたがる信濃川などで、堤防や遊水地の整備、川底を深くする河道掘削を実施する。

 ソフト面では水位計や監視カメラを増やし、避難に役立つ住民向けの防災情報を充実させる。自治体と連携し、浸水想定エリアからの住居移転を支援したり、広域の避難計画を作ったりもする。

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