3月30日に第4次再審請求 鹿児島の大崎事件

 鹿児島県大崎町で昭和54年に男性の遺体が見つかった大崎事件で、殺人と死体遺棄の罪で服役した原口アヤ子さん(92)の弁護団は11日、3月30日に鹿児島地裁に第4次の再審請求をすると明らかにした。

 弁護団によると、救急医療の専門医や法医学者に依頼し、男性の死因が他殺ではなく自転車で側溝に転落したことに起因する事故死で、殺害されたとする時間より前に死亡していたとの鑑定書を新たに提出。転落している男性を発見して自宅まで運んだとされる近隣住民2人の供述の解析結果から、この供述が信用性に欠けるとも主張する。

 原口さんは懲役10年の判決が確定して服役。一貫して無実を訴え、第1次再審請求で地裁は平成14年に再審開始決定をしたが、福岡高裁宮崎支部が取り消し、2度目の再審請求も退けられた。第3次再審請求では地裁と高裁宮崎支部が再審開始を認めたが、最高裁が昨年6月に取り消した。

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