袴田巌さんの再審開始を 姉らが請願書・署名を最高裁に提出

 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑判決が確定し、再審開始を請求中の元プロボクサー、袴田巌(はかまだ・いわお)さん(83)の姉、秀子さん(87)と支援者らが17日、再審開始を求める請願書と1777人分の署名を最高裁に提出した。

 袴田さんをめぐっては、静岡地裁が平成26年3月、再審開始を認め、死刑と拘置の執行を停止。約48年ぶりに釈放された。即時抗告審で東京高裁は30年6月、再審開始を認めない決定をする一方、死刑と拘置の執行停止は維持した。弁護団は特別抗告し、最高裁で審理が続いている。

 請願書は「釈放から2153日。袴田さんは獄中にとらわれていた日々の8分の1しか取り戻せていない」などとして、速やかな再審開始を求めている。

 東京都内で会見した秀子さんは「必ず無罪になると信じている。命のある限り頑張っていく」と話した。

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