広島の姉妹デュオ、西日本豪雨「歌で伝える」

 翌日、広島市在住の真実さんも駆け付け、2人は友人の様子を確認するために避難所となった町民体育館に向かった。そこで目にしたのは、暑さの中、肩を寄せ合い、憔悴(しょうすい)しきっている被災者の姿。それからは避難所に物資を届けたり、炊き出しなどのボランティアにも取り組んだ。

 被災者にエールを送る復興応援ソングをつくり、地元テレビ局で避難所などを巡る番組を担当。これがきっかけとなって被災者らとの交流が生まれ、同県呉市・天応(てんのう)地区の被災者らとは月1回ペースで食事をともにするようになった。新型コロナウイルスの影響で4月以降は控えたが、6月に約3カ月ぶりの再会を果たしたという。

 豪雨では全国各地から熊野町などに支援を受けた。2人は「人と人とのつながりの大切さを改めて実感した。豪雨災害が過去の話にならないように、私たちなりに歌を通して伝えていけたら」と話している。

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