積乱雲次々と…「線状降水帯」長時間の大雨で被害 熊本豪雨

24時間で489ミリの豪雨

 一般的に、1つの積乱雲は1時間程度で消えるとされるが、連続して発生することで激しい雨が降り続いた。

 気象庁によると、熊本県人吉市では4日午前9時50分までの24時間降水量が410・5ミリ、湯前町では同11時までで489・5ミリ、あさぎり町では同10時10分までで463・5ミリと、猛烈な雨量に見舞われた。

 氾濫した球磨(くま)川流域の各自治体では、それぞれ24時間雨量が観測史上最大に。さらに、多良木町では4日午後0時10分までの24時間降水量が412・0ミリと、これまでの観測史上最大の降水量の1・6倍もの雨が降った形だ。

 気象庁気象研究所によると、日本で発生する集中豪雨の約6割は、線状降水帯が影響しているとされる。

 国内でも平成27年9月に鬼怒川が決壊するなどして20人が死亡した東日本豪雨や、29年7月に約40人の死者・行方不明者を出した九州北部豪雨、約280人の死者、行方不明者が出た30年7月の西日本豪雨などでも、被災地上空に線状降水帯が発生して被害を拡大したとされる。

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