熊本南部豪雨、死者7人に 特養ホームから50人救助

 熊本県南部を襲った豪雨で、同県芦北町は5日、新たに5人の死亡を確認したと明らかにした。津奈木町でも80代男性が死亡。豪雨による死者は計7人になった。警察や消防、自衛隊は行方不明者の捜索や被災者の救助活動を続けた。球磨川は上流から下流にわたり広範囲で氾濫。山間部を中心に救助の手が届いていない地域もあり、被害規模が拡大する可能性がある。

 県は同日、多数の人が心肺停止の状態で見つかった同県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」から約50人を救助したことを明らかにした。芦北町などによると、同町で4日、女性の死亡が確認された。

 各地で土砂崩れが発生。道路が寸断され、広範囲で冠水した。県災害対策本部は被害状況の把握を進めている。

 気象庁は5日、西日本や東日本は6日にかけて非常に激しい雨が降る恐れがあり、河川の増水や氾濫、土砂災害、低地の浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。

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