西日本豪雨2年 「教訓未来へ」岡山・真備で追悼式

 災害関連死を含めて296人の死者を出した平成30年の西日本豪雨で、最初の大雨特別警報が出て2年となった6日、広島や岡山の被災地で追悼式が開かれ、参列者は犠牲者の冥福を祈った。

 岡山県倉敷市真(ま)備(び)町の倉敷市真備支所で営まれた追悼式では、祖父の須(す)増(ます)清四郎(せいしろう)さん=当時(92)=を亡くした藍(あい)加(か)さん(33)=同市平田=が遺族代表としてあいさつ。「突然の別れから2年がたったが、年月を経ても心の傷が癒えることはない」とし、「災害は私たちの想像を超える力で襲ってくる。つらい経験を教訓として災害から命を守る備えを、未来へ引き継いでいきたい」と語った。

 また、伊東香織市長は式辞で、九州での豪雨に触れ「心からお見舞いを申し上げる」とし、熊本県人吉市に、土嚢(どのう)袋や給水袋などの物資を送ったと述べた。

 真備町地区は河川の堤防決壊による浸水被害があり、51人が死亡した。6月末現在で、約2800人が市内外の仮設住宅で生活している。

 式典は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来賓の人数を制限するなど規模を縮小し、会議室で実施した。

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