九州豪雨、死者56人 避難指示138万人に

 活発な梅雨前線の影響で九州は7日も広い範囲で記録的な大雨になり、河川が氾濫し温泉街や病院が浸水するなど各地で被害が拡大した。同日午後、福岡県で1人、熊本県で3人の死者が新たに判明、犠牲者は両県の56人になった。心肺停止は2人、行方不明は熊本、大分、鹿児島3県の12人。8日も雨になる見通しで、気象庁は浸水や土砂災害に引き続き厳重に警戒するよう呼び掛けた。

 総務省消防庁によると、7日午後2時半現在で避難指示の対象は九州を中心に計約63万世帯、計約138万人に上った。

 国土交通省は、九州7県の9河川で氾濫を確認。各自治体によると、大分県日田市では筑後川が氾濫したほか天ケ瀬温泉の旅館が浸水し、道路の通行止めで一部集落が孤立した。福岡県大牟田市でも市内の複数の病院が浸水し、孤立状態になった避難所から被災者が自衛隊に救助された。

 死者56人の内訳は熊本県が54人、福岡県が大牟田市の男性ら2人。行方不明は熊本県の10人のほか、6日から連絡が取れない鹿児島県南さつま市の新聞配達員の男性(63)と、日田市で7日に川に流された女性。

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