最期まで寄り添ったおしどり夫婦 早すぎる死に涙 熊本・芦北町

 夫婦は三女と3人暮らし。町外に住む長女と次女も、孫を連れて清一さん宅によく遊びに来ていた。清一さんは庭先で孫の野球の練習に付き合い、弟は「兄貴は『孫の野球の試合を応援したい』とうれしそうだった」と話す。

 長年、建設会社で現場監督を務め、今年に入って退職したばかりだった清一さん。部下だった池崎友和さん(42)は「仕事熱心で頑固者。九州男児という感じだったけれど、実は下戸で、冗談もよく言う人だった」と振り返る。

 峰子さんはいつも家の周りをきれいに掃除し、家庭菜園にも精を出した。近所の女性(82)は峰子さんに頼まれ、庭に植えていた黄色の花の苗を譲った。「きれいか花が咲いたばい」。峰子さんの笑顔が印象に残っている。

 連れ添って約半世紀になり、金婚式も控えていた2人。弟は「2人一緒に見つかったことが、せめてもの救い」と話し、涙ぐんだ。

 「なんで兄貴が。早すぎるよ」

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