スーパーボランティア尾畠さん、地元・大分で被災地支援

 平成30年に山口県で行方不明だった当時2歳の男児を助け出し「スーパーボランティア」として知られる、大分県日出町の尾畠(おばた)春夫さん(80)が9日、豪雨で浸水被害が出た同県日田市で片付け作業の手伝いを始めた。「一日でも早い復興につながれば」と意気込んでいる。

 9日朝に自宅を出発し、約4時間半かけて日田市天瀬町の温泉旅館「天龍荘」に到着した尾畠さん。トレードマークの赤いねじり鉢巻き姿で、旅館内に入った泥をかき出したり、ごみを拾い出して分別したりして汗を流していた。

 当初は熊本入りを目指していたが、県外からのボランティアを受け入れていなかったため目的地を変更した。数多くの被災地を見てきた尾畠さんだが、「流れに沿って広い範囲で被害が出る。川の恐ろしさを改めて実感した」と、今回の被害の大きさに驚きを隠せない様子だった。

 泥をかき出す作業をしていた天龍荘の従業員、大庭順子さん(70)は「黙々と作業に取り組んでくれて頼もしい。士気もあがる」と話していた。

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