災害リスク高い地形 前線が停滞…要因重なり被害拡大

 それまでも雨は降っていたものの、結果として、気象庁が熊本、鹿児島両県に特別警報を出したのが4日午前4時50分、自治体が避難指示を出したのは熊本県球磨(くま)村が午前3時半、人吉市が午前5時15分など、4日未明から早朝にかけてになったことも、非運だった。

 被災者支援に取り組むNPO法人「茨城NPOセンター・コモンズ」の横田能洋(よしひろ)代表は「暗い中で雨が降っていたり、道が冠水したりすると、移動に危険が伴い、避難のハードルが上がる」と説明。加えて被災地域は高齢者が多く住んでおり、横田氏は「車を持っていなかったり、避難所がバリアフリーかどうか慎重になったりするお年寄りも多く、そうなると避難のハードルはさらに高くなる」と語った。(江森梓)

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