肉牛殺し解体、持ち去りか 岐阜で2人逮捕

 岐阜県警加茂署は1日までに、同県坂祝町の放牧場に侵入して黒毛和種の肉牛1頭(時価70万円相当)を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで、フィリピン国籍の男2人を逮捕した。放牧場の柵の外側で、頭と右前脚が切り落とされてなくなった牛が見つかり、男らが牛を殺し、頭などを持ち去ろうとしたとみて、目的などとともに動物愛護法違反の疑いでも調べる。

 署によると、2人は同県美濃加茂市に住む自称フィリピン国籍の無職、ガリンド・オスワルド・アレマニア容疑者(46)と同国籍の無職、アレマニア・ジョン・オル・レスレクション容疑者(27)。

 死んでいた牛は4歳11カ月の雌で、体長約1・8メートル、体重約500キロだった。頭は放牧場の約100メートル先で見つかったが、右前脚は発見されていない。

 署によると31日午前4時ごろ、同県美濃加茂市の路上で、パトロール中の警察官が両容疑者に声を掛けると、アレマニア容疑者が逃走。残ったガリンド容疑者の自転車に血が付いていたため調べていたところ、午前6時半ごろに放牧場を管理する男性(55)から「牛が死んでいて解体途中のようだ」と通報があった。

 両容疑者の逮捕容疑は、共謀して31日午前1時から午前4時ごろまでの間、坂祝町の放牧場へ侵入し、男性が管理する牛1頭を窃取したとしている。同署は認否を明らかにしていない。

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