贈賄側、謝礼で送金認める 高知、ふるさと納税汚職

 高知県奈半利(なはり)町のふるさと納税を巡る汚職事件で、返礼品加工の委託先に指定された謝礼や今後も有利な取り計らいを受ける趣旨で町職員側に送金したとして、贈賄罪に問われた精肉店経営、能勢澄男被告(68)と妻、弘美被告(66)の初公判が15日、高知地裁(吉井広幸裁判長)であり、両被告は金は謝礼だったと認めた。一方、有利な取り計らいの趣旨は否認した。弁護側は認否を留保した。能勢被告は町職員の叔父。

 起訴状によると、能勢被告ら2人は、返礼品となる肉の仕入れ先や、加工・梱包作業の委託先に指定してもらい、継続的な発注を受けた謝礼などとして町職員、柏木雄太被告(42)=受託収賄罪などで起訴=の親族名義の口座に平成29年から令和元年、計約8500万円を送金したとしている。

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