首里城再建へ寄付金 産経新聞読者から沖縄県へ

 昨年10月31日に発生した首里城(那覇市)の火災から間もなく1年となるのを前に、産経新聞は22日、全国の読者から募った「首里城火災復旧・復興支援寄付金」計959万3538円を沖縄県に寄付した。首里城の中心的建物である正殿の復元に活用される。

 寄付金は、産経新聞社が実施した首里城修復・再建支援プロジェクトの一環で、クラウドファンディング「White Canvas(ホワイトキャンバス)」の呼びかけに賛同した読者ら計225人から寄せられた。22日には沖縄県庁で贈呈式が行われ、産経新聞の川瀬弘至那覇支局長が玉城デニー知事に目録を手渡した。玉城知事は「再建計画は着々と進んでいる。(寄付金は)しっかり、目に見える形で活用したい」と話した。

 県によると、県や那覇市などには21日現在、約48億6千万円の寄付金が集まっている。県では、これらの寄付金を正殿の木材や赤瓦の調達、シンボルでもある大龍柱などの復元・修復に活用する方向で国と協議を進めている。

 昨年の火災では、正殿など6棟が全焼したほか、収蔵の美術工芸品約400点が焼失した。国と県は令和4年に正殿の再建工事を本格着工し、8年までの完成を目指している。

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