ドラレコであおり裏付け「ひょっこり男」再逮捕 自転車で妨害初適用

 埼玉県警が26日、自転車で車の前に飛び出すなど危険な運転をしたとして、道交法違反(あおり運転)の疑いで男を再逮捕した。県警によると、あおり運転を厳罰化した6月の改正道交法施行後、自転車に適用されるのは全国初という。

 今回の改正道交法で罰則が創設された妨害運転に関する規定は、急ブレーキを踏んだり極端に車間距離を詰めたりするなどして他の車両の通行を妨害する行為を、交通指導取り締まりの対象とするものだ。

 該当するのは(1)車間距離を極端に詰める(2)急な進路変更(3)急ブレーキ(4)危険な追い越し(5)対向車線にはみ出す(6)執(しつ)拗(よう)なクラクション(7)執拗なパッシング(8)幅寄せや蛇行運転(9)高速道路での低速走行(10)高速道路での駐停車-の10類型。

 違反した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金に加えて運転免許取り消し(欠格期間2年間)が科せられ、さらに著しい交通の危険を生じさせた場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金と運転免許取り消し(同3年間)となる。

 妨害運転の規定は、(7)(9)(10)以外は自転車にも該当する。今回のケースでは、自転車に乗った成島明彦容疑者(33)=別の暴行容疑で逮捕=が他の車両の走行を妨げている様子が周辺車両のドライブレコーダーに収められており、県警は妨害運転罪が適用できると判断したとみられる。

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