河井案里被告の保釈認める 東京地裁、検察側は抗告

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐり、地元議員5人に現金計170万円を配ったとして、公選法違反の罪に問われ公判中の参院議員、河井案里被告(47)について、東京地裁は27日、弁護側の5回目の保釈請求を認める決定をした。保釈保証金は1200万円で納付された。東京地検は同日、決定を不服として東京高裁に抗告した。今後、抗告が退けられれば案里被告は勾留先の東京拘置所から保釈される。

 案里被告は初公判で「当選を目的として選挙運動を依頼し、報酬として現金を渡したことはありません」と訴え、起訴内容を否認している。弁護側は7月の起訴以降、保釈請求を繰り返し、今月16日に5回目の請求をしていた。

 案里被告の公判では、現金を渡したとされる5人の地元議員や、秘書らの証人尋問が終わっており、地裁は口裏合わせなど罪証隠滅の恐れがなくなったと判断したとみられる。

 夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)は9月に弁護人全員を解任して以降、自身の公判が開かれておらず、保釈も認められていない。

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