河井案里被告が保釈 検察側の抗告棄却

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われ公判中の参院議員、河井案里被告(47)について、東京地裁は27日、弁護側の保釈請求を認める決定をした。保釈保証金は1200万円で、即日納付された。東京地検は不服として東京高裁に抗告したが棄却された。案里被告は同日夜、6月の逮捕から4カ月以上勾留されていた東京拘置所から保釈された。

 案里被告は初公判で起訴内容を否認。弁護側は7月の起訴以降、保釈請求を繰り返し、今月16日に5回目の請求をしていた。

 案里被告の公判では、現金を渡したとされる5人の地元議員や、秘書らの証人尋問が終わり、11月13日から被告人質問が始まる。地裁などは口裏合わせなど罪証隠滅の恐れがなくなったと判断したとみられる。

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 公選法違反の罪に問われた夫で元法相の衆院議員、河井克行被告(57)の公判について、東京地裁と検察側、弁護側が27日、3者協議を行い、11月4日に再開すると決めた。関係者への取材で分かった。克行被告は9月15日に弁護人を解任して以降、公判が中断していた。

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