多数殺傷やSNS対策強化 第4次被害者基本計画案 来年4月スタートへ

 警察庁は29日、性暴力や会員制交流サイト(SNS)の誹謗(ひぼう)中傷、死傷者が多数に上る事件への対策を盛り込んだ第4次犯罪被害者等基本計画案を公表した。ワンストップ支援の強化や相談対応の拡充、事件発生時の被害者や家族の状況を想定した支援訓練などを柱としている。11月2~24日まで一般の意見を受け付け、政府が来年4月からスタートさせる。

 計画は5年ごとに見直されており、今回は前回第3次以降に起きた相模原障害者施設殺傷事件や京都アニメーション放火殺人事件、女子プロレスラーの木村花さん=当時(22)=が死去した際に社会問題化したインターネット上の書き込みなどに対する取り組み方針を示した内容だ。

 計画案によると、性暴力被害者対策では、産婦人科での診察やカウンセリング、警察や弁護士への紹介を1カ所で担う「ワンストップ支援センター」の増設や、夜間休日コールセンター設置を明記した。男性や性的マイノリティーの被害者に配慮した捜査や支援を目指し、警察学校などで専門家による研修を実施する施策も追加した。

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