福島第1原発の地震計故障放置 3号機、13日の揺れデータ取れず

 東京電力は22日、福島第1原発3号機の原子炉建屋に昨年設置した地震計2基が故障していたにもかかわらず、修理などの対応をせず放置していたため、今月13日に発生した地震の揺れのデータが記録できていなかったと明らかにした。22日に開かれた原子力規制委員会の会合で、委員らの質問に対して答えた。

 福島、宮城両県で最大震度6強を記録した地震から1週間以上が過ぎたが、東電は記者会見などで説明していなかった。

 規制委は、炉心溶融や水素爆発を起こした1~4号機のうち、劣化が進む3、4号機建屋への地震の影響を確認する重要性を指摘。東電は昨年3月、地震計を設置する方針を示し、同年中に、3号機原子炉建屋5階と1階の2カ所に地震計を設置した。その後、2カ所とも別々の理由で故障したが、放置したままだったという。

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